和歌山大学学生自治会
自治研究部

和歌山大学学生自治会に関するブログ

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4分裂の学生自治会

和歌山大学の各学部にある学生自治会は活動方針の違いから4つに分裂しております。といいますか「代表」を名乗りたいグループが複数あります。 そもそも学生自治会活動は完全に自由であり、どれが正当であるとか、どれが代表であるとか等という議論はナンセンスです。 学生全員がそれぞれ学生自治会の支部であり、学生によるグループは全部が学生自治会のグループであると言えます。 ましてや、「正当な学生自治会」を大学に選定してもらう等の活動をする学生は頭がおかしいとしか言いようがありません。

大学の「公認」とは

大学「公認」とは、大学の監督と責任の下での活動(公認活動)を言うのが通常です。 大学から部屋を借りているだけでは「公認活動」にはなりません。 部屋の借用については「公認」であっても、活動は「非公認活動」という扱いとなります。 大学の監督と責任の下での活動でなければ、事故等による負傷時に大学からの補償や保険を受けられません。 どれが「正当なグループ」であるかという考え方は誤りで、大学の監督と責任の下での活動が「正当な活動」です。

ガバナンス欠如の大学

大学は政治的に中立でなければなりません。 選挙活動については勿論ですが、請願署名を集める活動や口頭による請願行為などの政治活動についても、大学は中立を保たなければなりません。 法人化で教職員に対する国家公務員法の罰則が外れたからと言って、構内で中立を保たない活動が行われることを黙認することは「ガバナンス欠如」であると言われます。 請願署名を集める活動や口頭による請願行為などは、大学の外で各自が勝手にやるべきことで、大学構内では御法度です。 「ガバナンス欠如」は、新聞社の天下り等が役員にいる大学で起こりやすいと言われており、新聞社の天下り等がいる大学の活動には、一般国民が強い関心を寄せています。 「ガバナンス欠如」が起こると、研究費の獲得で大学が得た収入が、政治的な活動の拠点となる施設の整備に使われる等の責任問題が起こりやすく、研究費の獲得に重大な影響を与えると言われています。

予算が少ない和歌山大学

和歌山大学は学生1人当たりの運営費交付金などの予算が、他の多くの国立大学より少ないと言われています。 何故そのようなことになったのかは未解明ですが、大学のこれまでの活動内容を見直す必要があります。

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